2010/3/10 Wali Muhammad


Bagmal City Center streetでカバン屋を家族で営むFazal Muhammad君(18歳、写真中央)。兄Wali Muhammad君(20歳、写真右)とその友人Wali Khan君(20歳、写真右から2人目)は医療系の学生。Jamilさん(無職、33歳、写真左から2人目)のみバローチ人で他はパシュトゥン人。
Wali Muhammad君は英語を話せ、毎日のように会って話をした。



Bagmal City Center street。Sriman Sha君(写真中央)。



3/11撮影。Circular Rdの市場にて、屋台売りのAbdul Marikさん(19歳、写真中央)。
市場では特にドライフルーツが目立った。アフガンからの輸入で、さらにクエッタ(Quetta)から海外へも輸出されるそうだ。



3/11撮影。Wali Muhammad君(写真左から2人目)に案内された服飾店舗ビル。市場より高級品がそろう。裕福な女性客が目立った。



3/11撮影。



3/12撮影。Wali Muhammad君(写真左から2人目)が「ぜひ泊まりにきて」と言ってくれて一晩お世話になった。彼は7人兄弟6人姉妹の長男で、父はすでに亡くなり、叔父さんの家で暮らしている。やはり客人は出入口に近いゲストルーム(離れ)に通されるだけで、母屋にいる女性たちに接することはない。(小さい女の子が窓から覗きに来るくらいである。)写真はKatarというゲーム。

医療系の学生であるWali君は博識だし、良い教育を受けたことが窺える。
ゴミ拾いよりも物乞いの方が金持ちが多いこと。Pimp(売春を斡旋するぽん引き)や、物乞いをさせて金を取る闇業者・個人がいることなども話してくれた。

そんなWali君だが、「将来、パキスタンの独立(?)のために軍隊に入って米国と戦いたい」と言う。あくまで「米国民ではなく、米政府が嫌い」なのだそうだ。9.11同時多発テロの当時まだ小さかった若い世代は、Youtubeなどの動画を通して、アフガンやイラクでの戦争を知っている。
彼の支持政党はJamaat Islami(関連記事)であったが、彼の古いパソコンで見せてくれた動画は、パシュトゥンの伝統音楽とともにパキスタンタリバーン運動(TTP)のゲリラ活動を宣伝する、過激な内容であった。あえて大げさに気勢をあげるWali君に乗せられて、弟たちは大合唱をしていた。
彼らはタリバンの起こしたと報道されるテロ事件の全ては米国の組織だと思っている。(具体的にはブラックウォーターなど民間軍事会社の名をあげた。)
私は「一部はそうだとしても、大半はイスラム過激派の仕業だと思う」と率直な感想を述べた。とにかく(自分も含めて)双方のメディアの情報を鵜呑みにしてはいけない、ということは同意見であった。そして、まだ分別のつかない小さい子供たちが一方的で過激な動画ばかり見ているのは良くない、という意見にも理解を示してくれた。彼は十分に広い視野を持ちあわせていたので、私は本音をぶつけることができた。

一方で、Wali君は日本人女性が好きで、「(親の決める相手ではなく)日本人女性と結婚したい。」「別に相手にはイスラムへの改宗を求めない。(改宗することで相手の親に反対されるなら、むしろ改宗しないで良い)」とまで言っていた。



夜、Wali君の親戚2人が来て、同じく客間に泊まった。
アフガンのカンダハールから来たKarm Khanさん(写真右)は、タリバンだと紹介されたが、普通のマドラサ(神学校)の学生であった。もう1人のDost Muhammadさん(写真中央)はChaman近郊から来ているそうだ。
3/13撮影。



3/14撮影。Wali君の従兄弟、Akhtar Muhammad君。

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