【2010/12/30 Itangのムスリム(イスラム教徒)たち】


Itang唯一のモスク(イスラム礼拝所)にて。エチオピアのイスラム教の割合は3、4割だが、西部ではより少数派だ。Itangには200人ほどしかいない。このモスクは、見た目は町のどこにでもある簡素な建物で、Kadirさん(20歳、写真後ろ中央)に案内されるまで気付かなかった。隣ではコンクリート造りのモスクも建設中であった。

 Kadirさんは、ムスリムの多いエチオピア東部Harar出身で、Itangの軍学校に入っている。ここのムスリムは彼のように東部から来ている者が多いようだ。ムスリムでもクリスチャンでもない、珍しい外国人に対して、「日本人はどちらの味方か?」と詰問する者もいた。イスラム社会の中とは異なり、少数者としてのムスリムは警戒心が強い。



礼拝前に足などを洗って身を清めるNegashさん。

※ 画像をクリックすると拡大します。




  
この記事へのトラックバックURL
https://tabimichi.blog.fc2.com/tb.php/1718-70d33e7e
この記事へのトラックバック
この記事へのコメント
管理者にだけ表示を許可する